先週も行ったばかりですが、また、まつおえんげいさんに行ってきました。
今回は、毎月行われているバラ栽培教室が目的です。
「梅雨の病害虫と栽培管理方法」について、話を聴いてきました。(´ー`)

この時期も大事な作業が水やりです。
もう花後の切り戻しをしているので、葉っぱは減っているし、花も咲いていないので必要な水はかなり減っています。
ここは基本通り、「用土が乾いたら、たっぷり水やり」の作業を、一株づつ確認してやる必要があります。
これをやらないで、湿りがちの鉢にしてしまうと、夏場に直ぐ水切れする株に育ってしまい、後が大変です。
夏を楽に過ごす為に、今、ちゃんと基本に忠実に対応することが大事ですね。(≌д≌)
それから、色々な葉の症状のサンプルを見せて頂きました。
葉の状態を見分けて、対応できるようにならないとね。^_^;
①アオムシ系の食害

家でも、ハバチによくやられていますので、よく見掛ける症状です。(T_T)
親が飛んでくるものなので、事前にというより、見つけたら被害が拡大する前に対応する事が大切です。
②ハダニの食害

一昨年は大発生して、えらい目に遭いました。
今年も大発生の予測が出ているらしいので、要注意です。
ハダニは雨が嫌いなので、家ではシリンジしています。
③黒点病

これから拡大する病気ですね。
予防が大事ですが、出てしまったら治療薬で対応します。
④うどんこ病

暑くなると一旦収まります。
これから涼しくなるまでは、あまり見なくなります。
実際は、見えないだけで潜伏しているので、既に発症した株は秋以降も注意です。
⑤水切れの症状

新葉の場合に、水切れすると葉先が焼けます。
これから暑くなる時間に葉水した場合、濡れた葉の水分が蒸発する時、葉の中の水分も一緒に蒸発してしまいます。
これによって、葉先が焼けてしまいます。
葉水(シリンジ)の時間は、早朝(8時まで)もしくは夕方(真夏)に行う様にします。
⑥生理的な黄変

蕾の付き始め等、栄養が他の部位に取られた場合に黄変することがあります。
発生しても、生理現象なので、気にしなくて良いです。
⑦クロロシス

肥料をやれば治るというものではなく、微量要素を取り込めない状況にある事が原因であることが多いそうです。
根詰りや過湿、多肥等、原因を確認して、他になければ肥料不足によるものと考えられます。
⑧薬害

大体は散布時間が悪い、希釈を間違えた、薬に弱い品種に散布したのが原因です。
見た目は悪いのですが、そのまま光合成させた方が良いです。
尚、病気だと相談を受けた7割の原因は、病気ではなく、「人為的なミス」だそうです。(≌д≌)
相談する時は、正直にやった事を自白して下さいね…って。(≌д≌)
そして、前回、つるバラの切り戻しを確認しておいて、という話があったので、見てきました。
5/22のログハウス前のコーネリアです。

そして、今日です。

2,3芽残して、切り戻しされていました。

前回は話を聴いたので、もちろん家のつるバラも2、,3芽残して切り戻しています。
が…、なんでこんなにボリュームが違うのだ…。orz
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