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善玉菌と悪玉菌の整理。^_^

善玉菌と悪玉菌などについて整理して、資材の効果を再確認してみます。

1.代謝機構の違いによる分類

代謝の方法によって2種類に分けられ、善玉菌とされるものは以下の菌です。

①好気性菌(こうきせいきん)

・酸素を利用してエネルギーを生み出す
・分解速度が速い(発酵のスターター)

好気性菌分解対象代謝物
納豆菌糖、脂肪、たんぱく質アミノ酸
こうじ菌でんぷん、たんぱく質
酢酸菌アルコール酢酸


②嫌気性菌(けんきせいきん)

・酸素を必要とせず、エネルギーを生み出す
・分解速度が遅いが、分解力が強い

嫌気性菌分解対象代謝物
光合成細菌硫化水素等アミノ酸、窒素固定
酵母菌糖、米糠アルコール
乳酸菌糖、米糠乳酸、アミノ酸



2.見た目の違いによる分類

見た目で分類すると、植物にとっての善玉菌、悪玉菌がわかりやすくなります。
バクッといったら、糸状菌(カビ)が悪、放線菌が善です。(・ω・)

①糸状菌(悪玉菌が多い)

・生物学分類ではない、土壌微生物の中で一番多い
・放線菌より多い
・植物に寄生して成長を阻害するものが多い
・有機物を分解する

 カビ(うどん粉病等の病原菌、菌根菌、酵母菌等)、きのこ等

②放線菌(善玉菌が多い)

・生物学分類上のグラム陽性の真正細菌
・菌糸が放射状に伸びるものが多いことから命名されている
・好気性が多い
・糸状菌菌糸、キチン質を分解し抗生物質を作る

 グルタミン酸生産菌、ビフィズス菌、フランキア菌(窒素固定)、ストレプトマイシン生産菌、結核菌等

見た目分解対象代謝物
糸状菌有機物色々
放線菌糸状菌菌糸、キチン質抗生物質


3.資材の効果

使おうと考えている資材の効果は以下の様になります。

資材成分効果
菌の黒汁光合成細菌土壌改善、放線菌などが増殖、放線菌の餌
ボトピカ水和剤納豆菌光合成菌の死骸で増殖
キチンキトサンのきわみキトサン放線菌増加→糸状菌撲滅
アグリチンキフィトンチッド防虫・消臭・抗菌(含むカビ、枯草菌→納豆菌)
キトサン放線菌増加→糸状菌撲滅
ジックニームアザディラクチン忌虫、摂食阻害作用、脱皮変態抑制
サラニン忌虫
メリアントリオール摂食抑制
ニンビン抗真菌(カビ)
ニンビディン抗真菌(カビ)・抗細菌
ニンビオール抗原虫
ゲデュニン抗真菌(カビ)
ニンビネートナトリウム殺精子
ケルセチン抗原生動物・抗酸化・抗細菌


ボトピカ水和剤は、アグリチンキと混用すると納豆菌全滅かも…。
これは外そうかな…。^_^;

ジックニームと他との混用はあかんかも…。

と思って調べてみると、
「ニームに含まれるアザディラクチンなどにより放線菌が活性化される」
というニーム製品を続々と発見!

・発酵ニームレンジャー
・プレミアムバイオエース
・新夢
・ニーム顆粒
・ニームエース


なので、多分、ジックニームを混用しても良いのでしょうね。(^o^)


ついでに、木酢液の殺菌力と放線菌について調べてみました。

・長野県林業総合センター
 ホーム > 試験・研究 > 研究報告 > 特産部
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xrinmu/ringyosen/04shiken/03hokoku/tokusan.htm
 13号(1998年)
 木炭及びその炭化過程で得られる各種成分の高度利用に関する研究(pdf形式5,738KB/14ページ)
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xrinmu/ringyosen/04shiken/03hokoku/013/toku-13-1.pdf

・吉田産業有限会社
 木酢液の主要細菌抑制能に関する結果(資料提供:奈良炭化工業(株))
 http://www.yoshida-mfc.com/carg/mokusakukin.html

どうやら、希釈倍率が高ければ(要するに薄いなら)、大丈夫らしいです。
が、結局殺菌効果が無くなるということの様な…。

逆に濃いと、糸状菌も放線菌も枯草菌(納豆菌も)も全部やっつけちゃう様です。((+_+))
まさに、殺菌効果…。


という事で、

①菌の黒汁(光合成細菌)
②キチンキトサンのきわみ(キトサン)
③アグリチンキ(キトサン、防虫、殺菌)
④ジックニーム(防虫、活性化、殺菌)

で行くことにします。(^_^)
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コメント

メアリー

おはようございます!
nagkan様の研究レポわかりやすくて大好きです!

初めて使ったニーム製品がジックニームでしたが
ジックニームとアグリチンキの混用はOK♪♪と、
クリフトンの男性スタッフに薦められました~♪

納豆菌は強いですからねぇ~
頼もしくもあり、恐くもあり…ですね(笑)

↓ 菌は条件がよければ長生きするし、増殖しますが
環境が適さないと あっという間に死滅しちゃいます。
きっと、鉢栽培だと1~2週間に1回(メーカー推奨)
地植えでマルチングしてるような環境なら
最初だけ濃い目で灌水したら、
あとは3カ月おき(えさとなる有機肥料の追肥のタイミング)で
いいってことなのかも♪ ←勝ってな推測で間違ってたらスミマセンww

nagukan

メアリー様へ
クリフトンのお勧めなら大丈夫ですね。
あっ、この間、クリフトンの名前変わったんですよ。
「京阪園芸ガーデナーズ」だそうです。

納豆菌は、高温にも強いのですごいですよね。

当面、菌の黒汁はマニュアル通りにやろうと思っています。
最終、セミナーがあるので、おさはち先生にも聞いてみますね。^_^
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nagukan

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