最近の酷い気象状況について、過去5年の7月の降水量と最大瞬間風速を調べてみました。
データは、
気象庁の過去の気象データ・ダウンロードのものを使わせて頂きました。
まずは日別の降水量です。

2018年が突出していますが、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)が発生した時のものです。
今年は単発でドカーンと降るというより、大雨の日が続いているのが判ります。
続いて、日別の最大瞬間風速です。

今年は例年になく、暴風が吹き続けていることが判ります。
雨と合せて暴風雨の嵐の日が多いということですね。
人間も被害を受けていますが、バラにも厳しい気候になっています。
今度は累積データで比較してみます。
まず、降水量です。

2016年、2017年に比べると、直近3年間の降水量が圧倒的に多いことが判ります。
嫌な話ですが、近年は梅雨がパワーアップしていて、それが定常化しつつあるのかも知れません。
最大瞬間風速のグラフです。

今年の立ち上がりが早い(風の強い日が多い)ように思えますが、累積してしまうと割と平均的な感じがします。
もうこれ以上は暴風は吹かないという事になればいいのですが…。
最後は一日当りの平均値です。

降水量は今年が圧倒的に多いですね。
まだ7月が終わっていないし、梅雨の期間の平均なのでちょっと割り増しですが…。

最大瞬間風速も同じ様に、今年は強いです。
風は雨が多いから晴れが多いからと一概には言えないので、今年はやはり例年より強い風が多いんでしょうね。
こんな感じなので、バラの育て方も何か変えないといけないのかも知れません。
雨が降ると日照時間も減って光合成できないし、湿度も高いので病気が増えそうです。
それに暴風で気孔を閉じてしまうので、光合成ができません。
株が弱ってしまうのに、続けざまに強烈な夏が来てしまうので、バラにとっては踏んだり蹴ったりですね。
例年はエンドレス剪定ですが、体力温存の為、蕾は付けさせない方が良いかもしれません。
後は葉や茎を丈夫にするカリが多めの肥料や活力剤をあたえるとか…。
秋に綺麗に咲いてくれるか、思案のしどころです。
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