今日、バラについて考えるのはバラの増やし方です。

バラを増やす方法にはいくつかあります。
一番簡単なのは、バラ苗を購入することです。
他には、挿木する、接木する、種を蒔くという方法もあります。
では、それぞれの方法について考えてみますね。
①バラ苗を購入する
お気に入りの品種を探して、販売されているバラ苗を購入することができます。
バラ苗はバラを多く取り扱っている園芸店で探すのがお薦めです。
バラ苗を扱う園芸店は実店舗やネット、その両方の形態のお店もあります。
可能であれば、花や樹形などを実物を見た上で選ぶと失敗が少なくなります。
春は新苗、秋は大苗、年間では中苗や鉢苗があり、販売シーズンの始めに
買うのが良いですね。
②挿木/接木する
手持ちのバラの枝を使って、挿木したり接木で増やすことが可能です。
ただし、品種登録されているものを勝手に増殖すると違法になる為、注意が
必要です。
原種、品種登録の切れた園芸品種か、自分で育てた実生であれば問題
ありません。
因みに園芸品種は交雑種の為、挿木や接木で増殖せずに種から育てると
別のバラになってしまいます。
全く別の品種同士で交配されている為、性質が固定化されていないのです。
尚、挿木より接木の方が育てやすい為、販売されているバラ苗のほとんどが
接木苗です。
③種を蒔く
種を蒔くことで、一からバラを育てることもできます。
原種は性質が固定化されているので親と同じバラが育ちますが、園芸種は
別のバラになります。
園芸種でも、親によく似た感じのバラに育つ可能性もありますが、あくまでも
よく似たバラです。
挿木や接木の様なクローンではないからです。
逆に新しいバラを求めて、自分で交配したり、自然交配した種を蒔いても
面白いかもしれません。
因みに種には発芽抑制物質が付いているので、良く洗い流す必要があります。
それに発芽には休眠打破の為に寒さにあてる必要があります。
自然なら、秋に鳥や動物に食べられ消化されることで発芽抑制物質が取り去られ、
冬の寒さにあたることで、春に発芽することになります。
と書いてみましたが、大多数の方は手軽な①の手段でドンドンとバラを増やしちゃうのではないかと思います。(≧▽≦)
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